
三和メッキ工業株式会社 - モノづくり日本を支える優れた技術をスポンサードサーチが全国区に押し上げる
| 福井県福井市 | 1956年6月 | ||
| 32名 |
|
||
| http://www.sanwa-p.co.jp/ | |||
硬質クロム、硬質アルマイト、無電解ニッケルなど、素材に適しためっき加工を行う製造加工事業を展開。75種類にも及ぶめっき技術を駆使しながら、顧客の要望に柔軟な対応で応える。福井ホームページ大賞や関西IT百選で優秀賞を受賞するなど、ITを戦略的に活用しながら積極的に事業拡大を行っている。 |
|||
さまざまな素材の表面に金属の薄膜を被覆する「めっき加工」を中心に事業を展開している三和メッキ工業株式会社。元の素材に硬さや光沢、滑りやすさなど新たな特性を付加するめっきは、日常生活のあらゆる場面で使われています。インターネットを活用してめっきに関する情報を世界中に配信している同社ですが、Webサイトに対する訪問者をさらに増やすために検索連動型広告「スポンサードサーチ®」を採用。地元の企業のみならず、全国の顧客から多くの支持を集めています。
国際規格取得を広めるとともに、販路拡大も同時に実現できる仕組み作り
三和メッキ工業株式会社総務部 Webマスター
西山 喬之 氏
1956年にニッケルクロム、亜鉛めっきの工場設立を皮切りに事業を開始した同社は、75種類もの豊富なめっき技術を持つ、数少ない企業の1つです。硬い皮膜によって摩耗しにくい状態に変化させたアルミに着色する特許技術など、海外にも通用する独自技術を駆使しながら多くの顧客に質の高いサービスを提供しています。「世界に通用する幅広い技術を多くのお客様に知っていただくには、インターネットを活用するメリットは大きい」と語るのは、総務部のWebマスター、西山喬之氏です。
最初にWebサイトを立ち上げたのは2000年、ちょうど多くの企業がインターネットを活用し始めた時期と重なります。「1999年に、製造分野における品質保証の国際規格であるISO9002を取得しました。取引先を含めた多くの方に国際規格を取得した事実を知っていただきたいと考えたのが、Webサイト開設のきっかけです。」と西山氏。また当時は、電話帳を頼りに、営業エリアである北陸三県を中心に営業活動を行っていましたが、Webサイトを活用することで取引先の販路を広げるという目的も持っていたと語ります。「Webサイトを立ち上げた初日に、近畿地方のお客様から問い合わせが入り、実際に商談に結び付きました。インターネットによって新たな販路が開拓できることが実感できたのです」(西山氏)
訪問者数が2倍に拡大!「困ったときの検索」に対応したキーワードが集客の鍵
実際にWebサイトを活用した集客に力を入れ始めてから5年あまり、自社のWebサイトを検索エンジンの上位に表示させるSEO対策に注力していた同社ですが、2005年に財団法人ふくい産業支援センターが開催した勉強会に参加した折、スポンサードサーチに出会うことに。「衝撃的だったのは、訪問してくれた人の気持ちになってWebサイトを作っていなかったことに気付かされたことです」と当時を振り返ります。「『めっき』というキーワードなら検索結果の上位に表示されますが、『めっき 亜鉛』となった途端、ファーストビューにすら表示されなくなる。新たな手法を模索するきっかけを与えてくれました。目から鱗が落ちる、とはまさにこのことです」
そこで、勉強会で学んだスポンサードサーチを2005年6月より開始し、300ほどのキーワードを少ない予算で運用し始めました。毎日管理画面にログインし、専務を含めて3人で運用しながら、キーワードや広告文にさまざまな工夫を凝らしたと語ります。特に工夫したのは、ネガティブなキーワードを選定することでした。「社内でキーワードを検討したときには、『ぴかぴか』『光沢』などポジティブなキーワードがほとんど。実は、『剥離』『密着不良』など、困った状況を表すキーワードで検索する人が圧倒的に多いことに気付いたのです」さらに、最後まで読まないと意味が通じない日本語の特性にあわせ、広告文はなるべく制限ぎりぎりまで、さらに伝えたいことは文末に含めるように工夫したといいます。その効果もあってか、評価指標となっていた訪問者数や問い合わせ件数は、最盛期には2倍にまで拡大しました。現在では、それまで併用していた北陸三県の電話帳への出稿や駅への看板設置など他の広告をすべて取りやめ、スポンサードサーチに絞って広告出稿を行っています。
スポンサードサーチは大企業と対等に渡り合える強力な武器
他にも、キーワードごとにランディングページが設定できるスポンサードサーチにあわせ、訪問した人が迷わないようにWebサイト内のコンテンツも積極的に増やしたと語ります。「これまでは、全力で商品をアピールするページしか持っていなかったのが正直なところでした。これでは、自分の趣味を一方的に発信するだけの、単なる自己満足のWebサイトでしかありません。だからこそ、悩みを抱える訪問者の立場に立って、解決策を提示するランディングページを数多く作成したのです」(西山氏)また、すぐに解決したいと悩んでいる訪問者に合わせ「めっきレスキュー隊」と呼ばれる電話相談窓口を新たに開設するなど、さまざまなプロジェクトを同時並行させながら、訪問者の立場に立ったWebサイトを作り上げています。
現在は、景気の影響も加味しながらキーワードを絞って運用を続けていますが、予算が確保できれば大規模に再開したいと意欲的に語ります。「問い合わせ件数に対して受注できる割合はある程度一定です。予算をかければ売り上げも比例して伸ばせることは間違いありません。状況に応じてオンオフしやすい柔軟性も、スポンサードサーチが持つメリットの1つといえるでしょう」(西山氏)また、興味関心連動型広告「インタレストマッチ®」についても、予算次第で始めてみたいといいます。
スポンサードサーチの強みについては「当社のように30人規模の企業であっても、数千人規模の大企業とも対等に渡り合える強力な武器」と西山氏は評価しています。もし事業規模を拡大するために営業マンを雇うのであれば、スポンサードサーチに予算を振り分けるほうかはるかに有益だとも。「電話帳を見ながら一生懸命営業を行っても効果は上がりにくいもの。効率的に興味の高い人とコンタクトが取れるスポンサードサーチは、まさに営業マンに代わるツールといえます」効率的な営業活動に欠かせないツールとなったスポンサードサーチを、今後も積極的に活用し続けていく予定です。
(当記事は2010年5月時点の情報をもとに構成しています)


